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メロウプランニングNEWS~靴選び・履き方・歩き方 👟🦶✨~

メロウプランニングの更新担当の中西です。

 

~靴選び・履き方・歩き方 👟🦶✨~

 

巻き爪予防で、爪切りや保湿と同じくらい重要なのが「靴」です。なぜなら、足は毎日靴の中で何時間も過ごし、指先は常に“圧”を受けているからです。靴の形やサイズが合っていないと、親指の爪に偏った力がかかり、巻き爪のリスクが上がります。逆に言えば、靴環境を整えるだけで「痛みが出そうな感じが減った」「同じところが当たりにくくなった」という人も少なくありません。📉

この回では、巻き爪補正サロンが予防指導でよくお伝えする、靴のポイントを具体的にまとめます。👟

1) 巻き爪予防の靴選び:最優先は「つま先の余裕」🧠

巻き爪になりやすい靴の代表は、つま先が狭い靴です。先細のパンプス、幅がタイトな革靴、見た目重視の細身スニーカーなどは、親指が内側に押されやすくなります。

予防の靴選びで見てほしいのはここです。

  • つま先(トゥボックス)に指が動ける余裕があるか

  • 親指がまっすぐ伸びる形か(内側に押されていないか)

  • 幅だけでなく“高さ”も足りているか(爪が上から押されないか)

  • かかとが適度にホールドされるか(前滑りしないか)

ポイントは「大きめを買う」ではありません。大きすぎる靴は足が前に滑り、結局つま先が当たりやすくなることがあります。大切なのは“長さ・幅・甲の高さ”のバランスです。⚖️

2) これ、やりがち:サイズは合ってるのに巻き爪が進む理由 🌀

「サイズは合ってるはずなのに、巻き爪っぽくなる」という方は、靴の“履き方”や“フィットの取り方”で損をしているケースが多いです。

  • 靴ひもを緩めたまま履いている

  • かかとが浮いて、足が前へ滑っている

  • 甲が固定されず、指先で踏ん張っている

  • 中敷きがへたって足が沈み込み、爪先に圧が集中している

この状態だと、足の指が靴の中で常に圧迫され、親指の爪の端が押され続けます。爪は小さな力でも“長時間”かかると変形しやすいので、日々の積み重ねが大きいのです。⏳

3) 靴ひも・ベルトの締め方で、爪先の負担が変わる 👟🔧

スニーカーや革靴は、履き方でフィット感が大きく変わります。サロンでもよくお伝えする基本が、

  • かかとをトントンして後ろに合わせる

  • 甲(足の真ん中)をしっかり固定する

  • 指先ではなく、甲で支えるイメージ

です。
甲が固定されると、足が前に滑りにくくなり、つま先の圧迫が減ります。つまり、巻き爪予防に直結します。✨

パンプスの場合はひもがない分、前滑りしやすいので、

  • つま先が細すぎない形を選ぶ

  • クッション性のある中敷きで前滑りを減らす

  • 長時間歩く日はスニーカーに切り替える

など、場面での使い分けが予防になります。👠➡️👟

4) 靴下も大事:きつい靴下は指先を圧迫する 🧦

意外と見落とされるのが靴下です。

  • つま先が短くて引っ張られる

  • 生地が硬くて指が締め付けられる

  • 5本指ソックスが合わず、指が引っ張られる

これらは爪周りの圧迫につながることがあります。靴下は「指先に余裕があるもの」「締め付けが強すぎないもの」を選ぶと安心です。🧦✨

5) 予防の歩き方:親指を“使える足”が巻き爪を遠ざける 🚶‍♀️

巻き爪は、指先に適度な力がかからない歩き方でも起こりやすくなります。ペタペタ歩きやすり足だと、親指の先が地面をとらえず、爪が横に広がる刺激が少なくなることがあります。

予防のための意識ポイントはこの3つです。

  • かかとから着地して、足裏全体へ体重移動

  • 親指で最後に地面を“軽く押す”

  • 歩幅を小さくしすぎず、リズムよく歩く

ただし、痛みが強いときに無理に歩き方を変えるのは逆効果になることもあります。まずは靴と爪の状態を整えながら、できる範囲で少しずつが安全です。⚠️

6) サロンでの予防サポート:靴チェックが“盲点”を見つける 👀

巻き爪補正サロンでは、爪そのものだけでなく、生活背景まで含めて予防を考えることがあります。

  • 普段の靴の種類(仕事靴・運動靴・普段靴)

  • 1日の歩行量と立ち仕事の有無

  • 靴の当たり方(どこが圧迫されるか)

  • ひもの締め方や前滑りの癖

  • 中敷きの状態

「靴は変えられない」と思っていても、履き方や中敷きの工夫で改善できる場合もあります。小さな調整が、巻き爪予防には大きな差になります。📌